有料老人ホームを探しているかたにむけて記事を書いている『地域介護相談センター近所のよしみ』と申します。
『地域介護相談センター近所のよしみ』では、入居対象者に合った有料老人ホームを紹介している”プロ”の会社です。
入居者である親やその家族に誠心誠意こたえることに長けている会社です。
“プロ”というからには、他社とは何かが違う訳ですが、『地域介護相談センター近所のよしみ』では、“プロ”というからにはもちろん他社とは大きな違いがあります。
- 9割以上の職員が介護施設での現場経験が3年以上あり、リーダーや施設長などの管理職経験者
- 9割以上の職員が介護あるいは福祉に関する国家資格の取得者
- 全ての案件を『社会福祉士』あるいは『介護福祉士』が監修
- 入居して終わりではなく、その後のフォローも対応
この4点は他社と“プロ”との差です。
失敗しない有料老人ホームを選択したい場合は、西東京の『地域介護相談センター近所のよしみ』を検索してみてください。
そんなプロの有料老人ホームを紹介していることを生業にしている紹介会社の私たちが、相談者である家族から実際によくある質問内容を解説していきたいと思います。
今回は、
「有料老人ホームに入居してもデイサービスに通えますか？」
という質問です。
こちらにこたえていきましょう。
有料老人ホームに入居してもデイサービスに通えるのか？
結論、有料老人ホームに入居してもデイサービスに通うことは可能です。
有料老人ホームは、3種類あります。
- 介護付き有料老人ホーム
- 住宅型有料老人ホーム
- 健康型有料老人ホーム
の計3種類です。
この有料老人ホームの内、『住宅型有料老人ホーム』については、介護保険を利用してデイサービスに通うことも可能です。
他の2施設『介護付き有料老人ホーム』『健康型有料老人ホーム』は、介護保険を利用してデイサービスに通うことはできません。
介護保険を利用しないでデイサービスに通うことも可能です。
ただし、デイサービス側である運営会社の方で「通っても良いですよ。」という許可が必要になります。
こうした許可があれば、現金を支払うことでデイサービスに通うことが可能です。
インターネットで探すときは、『自費利用』『保険外』などでデイサービスを探すと探しやすいと思います。
介護保険というのは、保険証のようなものです。
医療保険のように1～3割の自己負担だけで、他の割合の費用に関しては行政が補助をしてくれます。このように介護のサービスを受ける際に補助を受けることが可能になります。
逆に言うと、この介護保険証を持っていないかたは、補助を受けることができないということになります。
有料老人ホームに入居しながらデイサービスに通いたい場合は、そもそも、介護保険を利用したいかどうかということも検討する必要があります。
介護老人保健施設に入居してもデイサービスに通えるのか？
有料老人ホーム以外にも、
- 介護老人保健施設
- サービス付き高齢者向け住宅
- 特別養護老人ホーム
- グループホーム
などのいろいろな施設もありますが、各々についても簡潔にふれておきます。
サービス付き高齢者向け住宅においては、介護保険を利用してデイサービスを利用することが可能です。
その他については、介護保険を各々の施設で利用してしまっているので、介護保険を利用してデイサービスに通うことはできません。
デイサービスでおこなうような催し物は、レクリエーションやアクティビティという言い方に変えて、各施設でもおこなっていることがあります。
また、グループホームでは散歩や外気浴をおこなっている介護施設もあります。
外に出ることが好きな入居者であれば、こうしたグループホームも選択肢に入れることも良いと思います。
ただし、入居条件に制限がありますので、確認したうえで、入居検討するようにしましょう。
有料老人ホームに入居するのになぜデイサービスに通いたいのか？
そもそも、有料老人ホームでは、ほぼ毎日なにかしらのレクリエーションをおこなっています。
ですから、有料老人ホームに入居したらデイサービスに通う必要がないのではないかと思われるかたもいらっしゃるでしょう。
たとえば、美容室があるとします。
みなさんは馴染みの美容室はありますか？馴染みの美容室でも担当者が決まっている場合もあるかと思います。
そのかたの予約が取れない場合は日にちを改めて別日に予約を取り直すというかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
有料老人ホームに入居してもデイサービスに行きたいというのはこの気持ちに近いと私は思います。
なぜ同じ美容室のいつも同じ担当者に髪の毛を切ってもらうのでしょうか？
それは馴染みのかたの方が安心するからではないでしょうか。いろいろと知ってくれているし、知っている人だから安心して質問や相談ができ、髪を切ってもらい理想の自分を作り上げてくれるからではないでしょうか。
たちまちそれが崩れると、その美容室からは足が遠のくと思います。
デイサービスは、こういった美容室と同じような場です。
デイサービスは、お友達に会えて馴染みのスタッフがいる不安が少なく安心できる場だということです。
ひとりで生活したほうが気が楽というようなかたにとっては苦痛の場かもしれません。
なぜなら、ずっと一か所の部屋で馴染みのスタッフと顔見知りの友人と一緒にいないといけないので、ひとりでいる方が気が楽なかたにとってはこれは苦痛です。
ただし、ひとりでいるよりも誰かといたほうが安心するかたや、社交的でお話をすることが好きな方などにとっては、安心できる場になります。
有料老人ホームに入居するのに際して、こういった馴染みの場から離れることや、馴染みのスタッフから離れるということは本人からすると辛いことです。
子どものころに例えると、転校をする子どもと似た心境だと思います。大人で例えると、転職するときの気持ちというと分かりやすいでしょう。
少し違うのは、前向きな気持ちになれるか後ろ向きの気持ちになってしまう性格かどうかということでしょう。
こうした理由により、有料老人ホームに入居しても馴染んでいて楽しくデイサービスに通っているかたからしたら、離れたくない気持ちは当然起こりえます。
そうした親である入居対象者に合ったデイサービスに通えていることは幸せな選択ができていたと思います。
ですから、「有料老人ホームに入居するのにデイサービスに通いたいが可能ですか？」という質問は必然的に起こりえる疑問なのです。
馴染みのデイサービスに行けないのはつらいこと
有料老人ホームを検討するということは、自宅での生活が困難になってきたので、検討せざるをえなくなって有料老人ホームに入居するということが多いです。
- 親である本人自身が、「一人での生活はもう難しい。家族には面倒を看てほしいけど迷惑をかけたくないから有料老人ホームを検討しよう。」と考えたとき
- 家族が、親が自宅での転倒や、認知症の進行による徘徊などにより、親のひとり暮らしに限界を感じ始め、自身の仕事環境や同居は難しいと考えたとき
このように、いろいろな理由がありますが、基本は泣く泣く有料老人ホームを検討されるかたが多いです。
デイサービスに通っているかたは、自宅で生活されているかたです。
有料老人ホームに親が入居したときには、周りのスタッフも他の入居者も新しいかたしかいません。知らない人だらけの中で過ごすのは神経を擦り減らしてストレスを感じると思いませんか。
実際、もし自分が何も知らずにアメリカやスウェーデン、ドイツなどの外国にポツンと取り残されたらと想像してみてください。
心細くなりませんか？知らず知らずに不安からくるストレスを感じませんか？
こうした不安は、
- 知らない場所
- 知らない人
- 知らない風景
こうしたいろいろな『知らない』ということが要因でストレスを引き起こしています。
このストレスから解放してあげたいという家族の気持ちや親が思うことは必然的なことであり、ストレスを感じたくないという本人の気持ちや、ストレスを感じさせたくないという家族の気持ちを大事にすることはとても重要なことです。
私たちは、こうした気持ちを考慮したうえで、有料老人ホームにおける相談に真摯に応じています。
有料老人ホームに入居後、デイサービスに通う必要性とは？
有料老人ホームを検討する際に、デイサービスに入居することが必要かどうかは検討する必要があります。
そもそも考えないといけないのは、
『有料老人ホームに入居した後に、デイサービスに通うのはなぜか。なぜ希望するのか。』
ということを明確にし、本当に必要性があるかどうかを検討しないといけません。
それと同時に検討するのは、入居するであろう親の性格です。
さらに情報としてもっていかないといけないことは、デイサービスに通っているときの親の様子です。
この3つを考慮しながら、
『有料老人ホームに入居した後に、デイサービスに通うことが必要かどうか』を検討する必要があります。
有料老人ホームでも、デイサービスと似たような動きをする介護施設もあります。食堂などの1か所に集まれるフロアに入居者を集めて生活をしている有料老人ホームもあります。
はじめは、馴染むのに困惑を示すかもしれませんが、親の性格や状態や有料老人ホームのスタッフの質などによって、そもそも外部であるデイサービスを利用する必要がない可能性もあります。
こうした多方面の情報を多角的にとらえて、有料老人ホームを検討することで、希望に近い有料老人ホームを選択することができます。
さいごに
有料老人ホームに入居してもデイサービスに通えるかをテーマに今回は記載しました。
基本は、有料老人ホームに入居しても通うことはできます。ただし、介護保険証を利用するとなると話が変わってくるということ理解しておきましょう。
また、全額自費でデイサービスを通いたい場合も、デイサービス側が自費でのデイサービスに了承してもらえるのか確認が必要だということも覚えておきましょう。
有料老人ホームを検討し、選択するときには正しい知識や情報はもちろんですが、有料老人ホームなどの介護施設で現場経験を有していないと、ちゃんとした介護施設を選び出すことは難しいと私たちは考えています。
それだけ、有料老人ホームを選択するのは難しいことです。
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というときは、
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有料老人ホーム探しで困っているかたの助けになります。無料相談も受け付けていますので、ぜひご活用ください。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。
