介護・看護24時間体制で医療的ケアも安心!介護付き有料老人ホーム アロース武蔵野

介護・看護24時間体制で医療的ケアも安心!介護付き有料老人ホーム アロース武蔵野

医療法人イナガキグループが運営する介護付き有料老人ホームアロース武蔵野

医療法人イナガキグループが運営する介護付き有料老人ホームアロース武蔵野

東京都東久留米の閑静な住宅街の中に2008年2月オープン。今年で15年目を迎えます。

 

介護・看護が24時間体制という環境で、胃瘻やIVHなどの医療依存度の高い方、さらには看取りとして穏やかな暮らしが出来る安心の住まいです。

 

写真:植物に囲まれ、ホッとした雰囲気を感じるロビー。

 

重篤な入居者さまも多い中、施設の運営で大切にしているのは「その人らしさ」

 

入居者2名に対して職員1名手厚いサポート。入居者さまの希望に出来るだけ添えるよう、しっかり耳を傾け、入居後も叶えたいことの実現に向けて日々寄り添ったサポートを行っています。

 

有料老人ホームだけでなく、施設の空室を利用したショートステイや1階は常勤のOT(作業療法士)のいるデイサービス、居宅介護の訪問介護サービスなど近隣の方々にも利用していただけます。

 

今回は施設長になって6年目の斎藤真二さんにインタビュー。穏やかな口調でお話しされる優しいお人柄に入居者さまへの思いを感じます。

 

同時に、一緒に働く職員との信頼関係を大切に築いてきた斎藤さんへ介護付き有料老人ホームアロース武蔵野の今を聞いて来ました。

 

 

入居者定員30名だからできる医療ケア

 

——24時間、看護師常駐は入居者さまも安心感が持てますね。

写真:施設長 斎藤真二さん

 

斎藤さん:はい、当施設では看護師が24時間常駐しています。「その人らしく穏やかな生活のサポート」をテーマに、お身体の調子や状態に寄り添って、1日トータルで入居者さまの介護・看護ができるといった大きな特徴があります。

 

入居者さまが当施設にご入居される前は、8割の方が病院に入院されていらっしゃいます。退院後、病院と同じような医療的ケアが受けられ、尚且つご家族さまがいつでも顔が見られるようにと老人ホームを探して、ご入居されるケースが多いです。

 

入居者数は定員30名の中規模施設です。現在は、フロアごとに医療ケアを重要視している階と自立型の階に分かれて、日中も夜間も必ず弊社で採用した看護師を各階に常駐しています。

 

 

 

——「その人らしく」とは具体的にどんなケアをされているのですか?

 

斎藤さん:当施設に経管栄養が必要な入居者Aさまという方がいらっしゃいます。基本的には経管栄養は朝、昼、晩の3回なのですが、Aさまの様態から1ヶ月間、1日5回に分けて行ったこともあります。

 

この頃、Aさまのご様子から経管栄養後の吐き戻しの不安や、うまく消化しきれていないように見受けられました。ですので、体の状態が落ち着いてから5回を3回に戻そうという話になりました。

 

「入居さまのためにできることをやってみよう」というところから、丁寧な医療ケアを進めるために対応させていただきました。

 

これが日中のみの看護であれば、5回の経管栄養は難しかったと思います。24時間看護師常駐の体制が整っていたからこそ、可能な医療ケアですね。

 

 

——アロース武蔵野は、病院に近いイメージなのでしょうか?

写真: 居室風景

 

斎藤さん:いえいえ、ある程度は病院のような看護・介護はできるのですが、あくまで老人ホームなので、職員にも入居された方がどのような生活を送られたいかを考えてケアしてほしいと説明しています。

 

本来は社是の「敬天愛人」にあるように「天は他人も自分も平等に扱い、愛してくださる。それと同じように、自分を愛する心をもって他人を愛することが大事である」がモットーです。

 

ですので、入居者さまにはアセスメントで、見学にいらっしゃった時に施設の説明だけではなく、今後どのような生活を送られたいかご自身の思いやご希望を聞きます。

 

できないこともあるかもしれませんが、実際に生活が始まり様子を見ながら「とりあえずやってみる」ことで、望まれていることを少しでも叶えられたら嬉しいですね。

 

場合によっては、イナガキグループ内の病院に相談することもあります。主治医から「リスクはあるけど、いいですよ」と言ってもらうことも。でも何かあった時はすぐに連絡するように連携しています。

 

主治医から「このような薬があった方がいい」と言われればすぐに指示書を書いていただきます。イナガキグループ内の稲垣薬局と共有し、施設から取りに行くこともあれば、薬局側から持って来てもらうこともあります。

 

本来なら、処方箋を出してもらい「2週間後の訪問診療の時に合わせて」など時間がかかりますが、グループ内で準備を素早く行えることが当施設の強みですね。

 

 

 

——実際に入居者さまの希望で取り組まれたことはありますか?

写真:憩いの場になるフロアの様子

 

斎藤さん:はい、ある日入居者Bさまの息子さまからご相談がありました。内容はサプライズで、Bさまがかつてご自身で創立した専門学校へ車椅子でお連れしたいとのことでした。

 

Bさまは、経管栄養をされていてあまりお話もされない状態でした。ですが、昔のことや仕事の話題になるとシャキッとされる方でした。

 

そこで、私たちは諸々の調整をして安全安心に外出をして戻られるよう手配を進めていきました。痰の吸引はタイミングで必要か、帰宅が遅くなった場合は経管栄養を流す時間帯が夜遅くても可能かなど話し合いました。

 

ご家族さまも、事前に学校設備の写真を送ってくださり、オムツ交換場所・移動ルートなどを職員と確認し合いました。当日までに細かい準備が進められ、息子さまはアロース武蔵野にて車椅子の移乗も練習されていました。

 

本来なら職員同行も考えましたが、移動距離やコロナ禍ということもありご家族水入らずの外出となりました。施設職員とご家族さまが垣根なく話し合いが出来た事がとても良かったと思います。

 

Bさまは学校に着くなり「アデュー」と手を挙げて職員の皆さんに声をかけたそうです。当時からお決まりのご挨拶だったそうで、職員の皆さんと会うことができました。

 

中には「あの方が理事長さん」と初めて顔を合わせる方もいたそうで、良い形でけじめをつけられたのではないでしょうか。無事に元気に戻られ、私たちもホッとしました。

 

入居してからでも時間をかければ、やってみたいことが叶えられると思った印象深い思い出です。

 

 

——職員による教育体制ではどのようなことを行っていますか?

 

写真:座ったり寝たままの姿勢でも入浴可能な浴室

 

斎藤さん:当施設ではOJTという形で、基本は相談員が指導を行う形を取っています。ただ、相談員が現場に入ってしまい、時間が取りにくい時は介護主任に任せることもありますが、相談員が軸になりマニュアル化した業務や理念などをお伝えします。

 

また、事業所会議というものを開いています。これらは老人ホーム、デイサービス、居宅介護職員が集って、別部署の意見交換や互いに協力できることはないかを話し合います。

 

職員の言葉から「こういう不満があったのか」とか「これは次に生かせそうだな」など発見があり、私自身もきちんと向き合う姿勢で聞いています。自由に参加ができ、直接会って話すだけでも得るものが大きいと感じています。

 

グループ内では、私たちの人材や技術は全て財産という意識で、必要な場所で迅速に対応しようと連携を深めて困ったところがあればすぐに助け合っています。

 

グループ内の他施設にて「入居者様と外出レクをしたいが職員の手が足りない!」といったときはグループ本社の職員がお手伝いに伺ったという話もあります。困ったときには、入居者さまのためにも互いに垣根を超えて皆で協力し合う体制が取れております。

 

 

 

——施設1階にあるデイサービスの特徴も聞かせてください

写真:音楽のレクリエーションは喜ばれる

 

斎藤さん:当施設の1階は地域密着型デイサービスで、近隣の利用者さんが通所で利用されています。個別機能訓練の為に常勤OT(作業療法士)がいるのも特徴です。

 

というのも、OTは利用者さんの日常動作や家事などに必要な筋力を鍛えて、維持するための動きをさりげなく教えてくれます。

 

例えば、人から毎週「リハビリしますよ!」と言われて、ただ歩くというのはやる気が出ないものです。中には気が滅入って、休んでしまう方や全く動かない方もいます。

 

同じ動くでも「〇〇さんはお花がお好きですよね、中庭まで行きお花を見にいきませんか」とか「今日は植え替えもしてみましょうか」など声をかけて利用者さまのやる気を上げるアプローチや心のこもった工夫が、当デイサービスのOTはとても上手です。

 

私もデイサービス立ち上げの際に、経験として管理者の前に相談員もやらせてもらっていました。「とりあえずやってみよう」の前向きなチャレンジ精神はその頃からあり、今も変わりません。

 

 

——施設長として今後チャレンしたいことはありますか?

 

斎藤さん:もう少し、何事にもスピーディーに行えるようにしたいですね。イナガキグループ内での連携強化で、入居者さまや職員の希望や願いをもっと叶えられるようになるのではないかと思います。

 

私自身は12年前に介護職員として入職しています。2000年に介護保険制度が導入された頃に知り合いからヘルパーの資格が今なら無料で受講ができる制度があると聞き、岐阜県で研修を受けに行きました。

 

当時は研修期間に介護施設などを回ることがあり、その様子を見て「自分にはとてもできない」と資格だけ取得して別の仕事に就きました。

 

その後、結婚したら妻がとても「おばあちゃんこ」だったんです。世話をする妻に「僕、ヘルパー2級を持っているよ」と話していたら介護職をやってみたら話が進み、知り合いを通じて体験に行ってみようとお願いしたのが当施設でした。

 

体験では昔の研修で通った介護施設の印象とは違って全体的に優しい雰囲気で、当初の印象が変わり介護職に興味が湧いて、今に至ります。

 

当時の職員さんとは今も一緒に働いていまして、これまでの私の経緯も知っている方たちです。管理者として働きやすい職場で、自分はとても恵まれていると思いますね。

 

 

——最後に安心・信頼ができる施設を探している方へメッセージをお願いします

写真:中庭の植物を見ながらのんびりと

 

斎藤さん:アロース武蔵野では地域交流も行っています。先日、近隣の保育園子どもたちと久しぶりに交流があり、玄関まで綺麗なお花を届けに来てくれました。

 

施設の正面入り口はガラス張りになっていて、入居者さまも子どもたちが手を振って歩く様子や近所の雰囲気、季節の花々などを眺めて喜んでいました。今後もこのような外部との繋がりも大切にしていきたいです。

 

コロナ禍で閉鎖的だった施設がまた少しずつ活気を取り戻していますので、入居をお考えの方やご家族さまにはぜひ、一度見学へいらして下さいませ。アロース武蔵野の雰囲気をぜひ感じてもらえればと思います。

 

 

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