ペットは有料老人ホームに入居可能か?

ペットは有料老人ホームに入居可能か?

ペットは有料老人ホームに入居可能か (1)

こんにちは。シルバーワンの小林です。

突然ですが、みなさんの家族構成はどのようになっていますか?

私は父、母、妹の4人家族で育ちました。現在は夫、息子の3人家族です。

もっと大勢で住んでいる大家族の方もいらっしゃるでしょうし、お一人で暮らしている方もいらっしゃると思います。

または人だけでなく、犬や猫などのペットを飼っていて大切な家族の一員になっているご家族もいらっしゃいますよね。

弊社の代表も犬を飼っていた経験があるそうで、子どものころに甲斐犬という黒っぽい中型犬を飼っていて、とてもかわいがっていたそうです。

みなさんも、犬や猫やウサギなどのペットを飼っている家庭があると思います。

もし、愛しい存在であるペットと一緒に住んでいて、ご自身が有料老人ホームに入居する場合、「うちの子はどうなるんだろう・・・」ととても不安になるのではないでしょうか。

大切なペットと離ればなれになることはとても辛いですし、今まで一緒に過ごしてきた家族と離れて暮らすのは寂しいですよね。

今回の記事では

  • 「有料老人ホームに入居する場合、ペットはどうしたらいいの?」
  • 「大切なうちの子とずっと一緒にいたい」
  • 「ペットも年老いたらどうしたらいいの?」

そのようなお悩みをお持ちのかたにオススメの記事となっております。

有料老人ホームにペットは連れて行けるのか?

基本的にはみなさんがご存じのように、有料老人ホームは人だけの入居になります。
ですが、ペットと一緒に住める有料老人ホームもあります。

介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅などの施設の形態や種類に関わらず、施設単体の運営方針として、ペットと一緒に暮らせる有料老人ホームをコンセプトにしている施設では、ペットと暮らしながら介護サービスを提供している施設があります。

人だけでなく、ペットも一緒に暮らせる施設となっているので、費用としては比較的高めの料金になっていることが多いです。

ですが、大切なペットと一緒に暮らせるとなればとても嬉しいですよね。

ペットの面倒に関しても、施設ごとで世話をしてくれるのかどうかは差が存在します。
ペットの面倒を有料老人ホームのスタッフがみない場合は、入居者本人で世話をしたり、動物専門のシッターに依頼したりして、世話をしてもらう方法をとります。

費用がかかってでも、ペットを一度飼うと決めたからには最後まで大事なペットのことを考えることは大事なことですよね。

私たちが有料老人ホームをご提案する時にも、みなさんが何を希望しているのかを確認し、その想いを大切にしています。

「食事が美味しい施設がいい」

「自宅から近い施設がいい」

「希望の予算に収まる施設がいい」

「リハビリが充実している施設がいい」

など、さまざまなご希望があると思います。

今までご相談いただいた内容ですと、

「趣味の社交ダンスを続けられる施設がいい」

というご希望や

「大好きなピアノを続けられる施設がいい」

というご希望などもありました。

男性のかたであれば、

「囲碁や将棋やマージャンができる仲間がいる施設に入居したい」

というご希望をお持ちのかたもいました。

このように、みなさんの生きがいになっている趣味を続けたいというご相談内容でした。
できる限り自分の楽しみを継続できるような環境だったら嬉しいですよね。

ですが、インターネットで自分に合った施設を探すにしても、ここまで細かい情報までは入手できないですし、どこまでが最新で真実の記事内容かは判断できませんよね。

それに、「ピアノを持ち込んで弾きたい」というご希望の入居者もいらっしゃいましたが、ピアノとなると広いスペースが必要になるため、持ち込みが可能な施設はなかなかありませんでした。

どうしようと考えても、答えがでず、探すにしてもどう探したらいいのかわからないときこそ、介護施設探しのプロである私たち『近所のよしみ』の腕の見せどころです。

実際に、ピアノを持ち込みたい希望のあった入居者様の願いを叶えるために、とあるサービス付き高齢者向け住宅に交渉をし、施設内のエントランスにピアノを持ち込ませていただけることになりました。

ご家族も入居される親もとても喜んでくださり、ご入居された今でも毎日ピアノを演奏していらっしゃるそうです。

ご入居者さまのご希望を叶えることができ、私たちもとても嬉しく思いました。
今後も、こうした幸せを結び付けることのできる介護施設探しを継続したいと考えています。

ですから、私たちは、「ペットと一緒に住めることが何よりも一番!」という親やご家族の気持ちもしっかりと汲み取り、満足のいくような介護施設の提案と、介護施設との交渉をおこなっていくことができるスキルを有していると自負しています。

ペットと一緒に有料老人ホームで暮らすメリット

犬や猫と暮らすことは心と体に良い影響をもたらしてくれます。

動物にふれあうことはアニマルセラピーという癒しの効果が期待されています。

触れてみると、生き物だからこそのあたたかいぬくもりや柔らかさ、また可愛らしいお顔やしぐさ、シルエットなどに癒されますよね。
また、ペットと一緒に住むということはリラックス効果があり、日々の生活で感じるストレスを緩和させてくれるので、穏やかな心へと導いてくれます。

わが家にペットは居りませんが、道端で散歩中の犬や猫を見かけるとその可愛らしさにほっこりとします。
そのよう出会った短い時間でも癒されますので、長く一緒に住んでいるペットならば尚更癒されることでしょう。

アニマルセラピーは効果があるのか

アニマルセラピーには認知症改善の効果もあるといわれています。
ペットに話しかけ、会話をしたり、ペットを通じて人とコミュニケーションを取ることで認知機能が向上し、健康維持に一役かってくれる存在となっています。

何より自分の大切な家族と一緒に暮らせるということは心強いですよね。
心身ともに良い効果をもたらしてくれる大事な存在です。

有料老人ホームにおける入居者とペットの暮らし

有料老人ホームでは、他の方と生活を共にしますので、施設内のルールを守って生活ができるかということも重要です。

また、万が一の場合、自分がいなくなってしまった後に残されるペットのことも気になると思います。

このように、ペットと一緒に住むことのできる有料老人ホームでは、ペットだけになってしまった場合でも、そのまま施設の職員がペットのお世話をしてくれるところもあります。
もしくはご家族や知人で引き取ってくれるのか事前に確認をしておくことが重要です。

人間だけでなくペットにもシニアホームがある

歳を重ねるのは人間だけではありません。ペットたちも同じ年月を過ごしていれば等しく歳を重ねていきます。
あるいは犬や猫の方が老化が早いともいわれていますね。

そうなってきますと、ペットにも老化現象がでてきます。

人間と同じように認知症の症状が出てきて昼夜問わずに吠え続けたり、うろうろと徘徊をしてしまったり、排泄や食事が自分でおこなえず介助が必要になる場合もあります。視力、聴力に衰えが出ることもあります。
寝たきりになってしまうと、床ずれにも気をつけるようにしなければなりません。

そのようになると、人間と同じで手厚い介護サポートが必要となってきます。飼い主にも仕事や生活があると24時間体制で看護するのは大変ですよね。

老老介護という言葉がありますが、人間同士だけでなく人間とペットの場合もあるのです。ずっと看てあげたいけれど、難しい場合もあります。

その場合はペット専用のシニアホームでの暮らしも考えてみましょう。

老人ホームのように、ずっと入居し続けることも出来ますし、施設に入居するのではなく、人間と同じくデイサービスやショートステイなどもあります。

お互いにリフレッシュができるような時間が必要なときもあります。

そのような時には家族だけで抱え込まずにこのようなサービスを活用しましょう。

どうしても飼えなくなった場合

有料老人ホームの入居にあたり、どうしてもペットを飼えなくなってしまったというかたもいらっしゃると思います。
このような場合は、まずご家族や友人、知人に引き取ってもらえるかどうか確認をしておきましょう。

もし難しいようであれば、行政やNPO法人などの民間事業者に相談をしてみましょう。

また、大切なペットのために遺言書を残しておくこともできます。人間だけではなく、ペットにも遺言書を遺すことはできます。
どのように財産を遺すか記載し、法的に有効的な遺言書をつくっておきましょう。

お金に困らないようにする備えとして、ペット信託を利用する方法もあります。
誰にペットの世話をしてもらうか事前に決めておき、預けたお金をペットのために使用してもらうという仕組みです。

このようにペットのために財産を遺しておく方法もあります。

大事なことは、大事な家族であるペットの将来も一緒に考え、備えておくということが大切です。

これは人間もペットも共通しており、元気なうちに先々安心をして過ごせるような備えをしておきましょう。

さいごに

いかがでしたか?

ペットと一緒に暮らしている方は「ペットと一緒に住める有料老人ホームもあるんだ!」という気づきや、「大切なペットのためにこんなことを準備しておけるのね」という参考になりましたら幸いです。

西東京市に在る『地域介護相談センター 近所のよしみ』では、みなさんの希望をしっかりとヒアリングをして、現状などを加味した上でお客さまの立場に立った考えで施設をご提案していきます。

実際に、猫を飼っていた親が、有料老人ホームに入居するのと同時に、手放さないといけないということで、『近所のよしみ』で家族である猫を引き取ってもらえる施設や団体を探した経験もあります。

私たちは、有料老人ホームを探すだけの紹介会社ではありません。

『地域介護相談センター 近所のよしみ』ではみなさんの「困った」「不安だ」を一緒に考え解決に向けてサポートすることを誇りにしている会社です。

もしかすると「こんなこと言ってしまったら面倒かもしれないな」「不安に思っていることを全て打ち明けてもいいのかな」など悩んでいるかたもいらっしゃるかもしれません。

そのようなときでも、まずは『地域介護相談センター 近所のよしみ』に相談してみてください。介護施設探しでお悩みのかたでペットも一緒にどうしたらいいか、ぜひ一緒に考えましょう。

この記事がみなさまのお役に立ちましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

介護施設選びは『地域介護相談センター 近所のよしみ』におまかせ!

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老人ホームのことを色々調べても、施設を比較検討してみても、おひとりで決めるのは難しいことです。
私達がおすすめするのは施設探しのプロに相談することです。

『地域介護相談センター 近所のよしみ』であれば、福祉・介護の国家資格取得者が全ての案件を監修し、3年以上介護施設で働いていたスタッフが9割以上も在籍しているから、信頼と実績のおけるプロフェッショナル集団です。ベストな老人ホームを提案してくれます!

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