シニア向けの仕事って?向いている仕事は?おすすめの仕事やメリットをご紹介!

シニア向けの仕事って?向いている仕事は?おすすめの仕事やメリットをご紹介!

定年退職後でも70代や80代の方で、「働きたい」という高齢者の方が多く、人生100年時代と言われている中で、年齢とは対照的に元気な方が多く、収入ややりがいを求めて再就職したいという方も多いです。

 

そんなシニア世代にとって、「どんな仕事が向いているのか」「高齢者だから就職は難しく、見つかるまで不安」もあれば「経済的に不安があるので収入を増やしたい」という方もいらっしゃいます。

 

しかし、体力の低下が感じやすくなっているため、無理せずに働ける仕事を探すことが必要です。

 

ここでは、仕事を始めようと思われている高齢者の方へ、シニア世代に向いている仕事やおすすめ、高齢者の方が仕事をするメリットをご紹介します。

 

高齢者の方が仕事をするメリット

 

まずは高齢者の方が、仕事をすることへのメリットについて、4つご紹介します。

 

収入が得られる

 

まず、働くことで収入が得られることが大きいです。

 

年金支給が65歳と先送りとなったことで、60歳で定年退職をしてしまうと5年間は収入がないため、退職金や貯金で生活することになってしまいます。

 

「貯蓄が減ってしまう」「年金支給額が少ない」という不安から、精神衛生上不安定に陥ってしまう高齢者も少なくありません。

 

貯金が底をついてしまう頃には、さらに歳を重ねているため、働くことが難しくなってしまうので、計画を立てて進めていくと良いですよ。

健康に良い

 

高齢者が仕事をすることで、健康面へのメリットもあります。

 

仕事をしている時は、時間前に動こうとするため朝から規則正しい生活ができ、従業員の顔と名前を覚えたり、仕事の手順を覚えたりと頭を使うので、認知症の予防になります。

 

他にも、重たい荷物などを運ばなくても商品を並べたり、商品を移動させたりと軽作業などによって運動にもつながります。

 

雇用形態によっては、健康診断も受けることもできるので、病気を早期発見できる可能性が高まります。

社会との繋がりが持てる

 

日頃から、ほぼ一日中家にいる状態が長く続くと、外との関わりも減ってしまい孤立を感じる方も多いです。

 

仕事をすることで、職場の従業員とのコミュニケーションや仕事を通じて人に喜んでもらうなど、さまざまな刺激を受け生きていることによる満足度のアップに繋がります。

 

経験や強みが活かせる

 

長年培ってきたスキルを活かせることで、仕事に対して自信が持て、若い世代に技術を伝えることができます。

 

例えば、営業経験があれば、お客様とのやりとりに自身の強みを発揮することで、即戦力として貢献ができます。

 

他にも、自身の強みを活かせる仕事は生きがいにもつながりますので、これまでの経験を活かせる職業を定年後もできるかを考えると良いでしょう。

 

高齢者にできる・向いている仕事とは?

 

高齢者の雇用機会が増えていますが、年齢的にこれまでと同じように働くのは難しいです。

 

では、高齢者にできる・向いている仕事とは一体なにがあるのか。

 

70〜80代の方でもできるお仕事を6つ紹介しますので、今から仕事を探す参考にしてみてください。

 

警備

 

警備は年齢・経験不問の求人が多く、高齢者の方の多くが始められる仕事です。

 

警備求人に多く掲載されているのは、施設警備や交通誘導です。

 

施設警備は、公共施設や病院、商業施設などさまざまな場所で警備を行い、交通誘導は、工事現場や駐車場などで人や車両の誘導を行う仕事です。

 

雇用形態が幅広く、自身のライフスタイルにあった働き方が選べますので、おすすめです。

 

清掃

 

清掃は、高齢者に人気と言われているお仕事で、商業施設やホテル、病院やオフィス、駅や新幹線の車内など多岐に渡って求人で募集されています。

 

特に、女性は普段から家事の一環として掃除をされているので、スキルを活かせることもできます。

 

体力的な負担も多くなく、適度な運動にもなり、自分が掃除したところがキレイになったという、爽快感も味わえます。

軽作業

 

工場や倉庫内などで、商品の梱包や仕分け、シール貼り在庫管理などを行いますので、重いものを運んだり重機を動かしたりということはないため、高齢者の方でコツコツとした作業を好む方におすすめです。

 

雇用形態もパートから派遣社員・契約社員と、幅広く勤務場所によっては、早朝や夜勤もありますので、ご自分の生活スタイルに合わせて勤務形態を組むことができます。

 

ドライバー

 

運転免許があれば、高齢者の方もよく見かけるドライバーのお仕事。

 

近年では、免許を持たない若者が多いうえに、人手不足と言われているため、年齢の上限を出していない企業も少なくありません。

 

配達員やタクシードライバーも、多くの高齢者が運転しているところが多いです。

 

他にも、介護タクシーやデイサービスの送迎ドライバー、幼稚園バスのドライバー、習い事の送迎バスでも活躍できます。

 

他人を乗せて運転することは、日頃から安全運転が求められる仕事のため、健康面から視力に問題ない方が向いているお仕事と限定されてしまいます。

事務

事務職は、肉体労働のような重労働がなく、体力的にも無理なく働けます。

 

事務職は、パソコンが使えないといけないのかと思われがちですが、受付業務を行う事務もあります。

 

事務職の仕事に興味はあるけど、パソコンに自信がなく、諦めている方でも「受付業務」の求人もありますので、探してみてください。

 

マンション管理

 

実は、マンション管理のお仕事は、高齢者にとても人気のあるお仕事です。

 

仕事内容は、マンション内の清掃や受付、業者の立ち合いや巡回などがあります。

 

一日中ずっと受付にいるわけではなく、清掃などでほどよく体が動かせて、体力的負担が少ないので、高齢者に人気があります。

 

また、対応力や経験が求められるため、高齢者の需要が高い仕事とも言えます。

 

介護

 

定年退職後、介護のお仕事をされている方は多く、無資格・未経験でも働け、定年退職前とは畑違いの方が、介護の仕事を始められている方もいらっしゃいます。

 

仕事内容も、身の回りの世話や掃除・片付けなどがあります。

 

業務内容によっては、体力を必要とする時がありますが、介護の仕事は40代の方が最も多く現場で働いているため、サポートをしてもらいやすいです。

 

介護のお仕事は、施設にいる入居者さんと関わることもありますので、コミュニケーションをとることが好きな方におすすめです。

 

調理補助

 

調理補助は、飲食店や学生・社員食堂、ホテル、病院などで求人を募集していることが多く、調理師免許などは必要なく、未経験の方でも応募しやすいです。

 

盛り付けや下ごしらえなど簡単な調理の補佐をするため、普段から料理をする方や好きな方におすすめです。

 

高齢者の仕事の探し方

 

定年後に働く方法として、定年前と同じ職場で働く「再雇用」新たに仕事をする「再就職」があります。

 

どちらが自身に合った働き方か、この二つの特徴を解説していきます。

 

再雇用

 

再雇用とは、上記にも記載していますが、定年まで働いていた企業に再度雇用されることで、定年を迎えたら一旦退職し、新たな雇用契約を結びます。

 

再雇用のメリットとしては、「人間関係を一から構築する必要がないこと」です。

 

慣れ親しんだ環境で働けることから、精神的な負担がほとんどありません。

 

もう一つは、「厚生年金への継続加入によって、年金が増える」ということ。

 

一旦退職をすることで、退職金が受け取れるうえに、再雇用によって厚生年金への加入が継続となるため、65歳から支給が受けられる年金も増えます。

 

逆にデメリットとして、一つは「給与が下がってしまう可能性」が高いということです。

 

厚生労働省の発表によると、61歳時点での平均賃金が、定年前の8割未満になるという結果があります。

 

ほとんどの企業では、定年を60歳、再雇用が65歳と上限にしていますので、再雇用されても5年程しか働けません。

 

再雇用を考えている方は、再雇用の契約内容を確認してから検討してみてはいかがでしょうか。

 

再就職

 

再就職とは、定年後に他の企業に就職することで、転職活動をする必要があります。

 

再雇用と違い、新しい仕事に挑戦したり、新たに人間関係を築いたりと、人生が充実すると感じる方が多いと言われます。

 

企業によっては、上限年齢がない企業もありますので、長期で働くことも可能です。

 

個人事業主

 

定年後、個人事業主となる選択もあり、仕事内容や勤務時間も自身で決めやすく、年齢を気にせずに働けるというメリットもあります。

 

高齢者の仕事の探し方

 

高齢者の仕事について、色々と解説をしていきましたが、仕事を始めたいがどうやって探せば良いのかと悩まれている方もいるのではないでしょうか。

 

ここでは、高齢者の仕事の探し方をご紹介します。

 

ハローワーク

 

ハローワークは、厚生労働省管轄の公的機関で、各市町村に設置されている、地域密着の求人から仕事を探すことができます。

 

高齢者向けの求人も数多く取り扱っていて、気になる企業があれば窓口で直接相談すれば、もっと詳しく教えてもらえます。

 

求人サイト

 

スマートフォンから、いろんな求人サイトを見ることができ、さまざまな条件から希望に合った求人を探せます。

 

求人サイトで検索した場合、年齢不問と書かれてあっても、高齢者が採用される確率は、あまり高くありませんので、高齢者向けの求人サイトの活用をおすすめします。

 

シルバー人材センター

 

シルバー人材センターとは、原則60歳以上の高齢者が登録して会員費を払い、仕事を受けることができます。

 

各都道府県に設置されているため、最寄りのセンターに出向くことで、仕事の紹介が受けられます。

 

また請負」「委任」「派遣」「職業紹介」の4形態で仕事を受託していて、不定期や単発での仕事が多いため、短い時間で働きたい方にはおすすめです。

 

まとめ

 

少子高齢化の中、定年退職した60歳以上のシニア世代が、経験や知識を活かせる場としてシニア世代を採用する企業も増え、ますます働きやすい環境が整ってきています。

 

ここで紹介した、高齢者に向いているお仕事を参考に、自身の生活スタイルや希望収入の合った仕事を見つけてみてください。

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