自宅で親の介護を看ている家族のかた必見! ~やめること9選~

自宅で親の介護を看ている家族のかた必見! ~やめること9選~

自宅で親の介護を看ている家族のかた必見!

自宅で親の介護をしていると、なかなか日常の家事や自分の時間をとるのが難しいと思いませんか?

  • 時間がもっとあったら、趣味の時間に費やしたい!
  • 毎日時間が足りない!
  • 孫の面倒もみないといけない!
  • 気持ちに余裕がない気がする!
  • 仕事に向き合える時間がない!

そんな風に毎日を過ごしていませんか?

仕事、家事、介護と日々やらなくてはいけないことで押しつぶされそうになっているかたもいるのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。

私の場合は親の介護ではなく、子どもを育てるというときに、「仕事も家事もすべて完璧にこなさないとダメなんだ。」と思ってしまっていました。

余裕がなくて、つい旦那に強く当たってしまったり、子どもの話をしっかりと聞いてあげられないことが多くなってしまいました。
親の介護をしている家族のかたは、より一層心の余裕がなくなるのではないかと思い至りました。

そこで私も主婦のひとりとして、家事や家のことを中心に『やらなくていいこと』があったら心にゆとりができて、もっと旦那にも子どもにも優しくなれるのではないかと思いました。

家事や家のことは毎日のことなのでとても大変です。
そこで、自宅で親の介護をしている家族のかたにも参考になるのではないかと思い、記事を書くことにしました。

私がいろいろと考えた末に、家事や家のことで『やめること』を決断した9個の項目をご紹介します。

親の介護をしながら家事を完璧にしないのは悪いこと?

仕事も家事も親の介護もすべてを完璧に出来たら、それはもちろん良いことだと思います。

きっと、完璧にこなしているかたもいらっしゃるのだと思います。ですが私は要領がそこまで良くなく、しっかりしたいという気持ちはあるけど、出来ない自分が悔しかったり情けなくなったりしてしまうことがあります。
私のように思ってしまうかたもきっといらっしゃるのではないでしょうか。

そんな私が完璧にすべてをこなすのは『やめる』と決断するにも時間がかかりました。
そもそも、『やめる』という言葉を聞くと、諦めたり怠けたりするようなネガティブなイメージがあり、なかなか一歩を踏み出せなかったからだと思います。

ただ、考えているうちに、私はこう考えるようになりました。

「むしろ、時間を有効に使うために大事な決断の一つ。家族にやさしく接したい。」

この気持ちが私を決断へと導き、結果として24時間という1日の制限がある時間の中で、『やめる』ことも必要だと気付きました。

お料理も、完璧を求めて時間をかければ美味しくて見栄えも良いものを作ることができます。
ですが、毎日のことになるとそうはいきません。

たとえば、お味噌汁は出汁からとって、お味噌は丁寧にこしながら時間をかけて作ることをしていました。
ですがたまには、顆粒出汁などを用いて、簡単に美味しくできるものを作って楽をしてみよう。そうして、余った時間で読書や運動など好きなことができたり、一息ついてお茶を飲む時間ができたら幸せで家族に優しくなれるのではないという結論に至りました。

 自宅で親の介護をしているかたにおすすめ!私がやめたこと

洗濯ものを干さない、畳まない

みなさん毎日服を着て過ごしていますよね。
下着、肌着、靴下、Tシャツ、ズボン、スカート、、、家族が増えれば枚数もどんどん増えていきます。

親の介護をしていると、食べ物をこぼしたり、肌着類が汚れることもありますよね。
わが家は3人家族ですが、洗濯物を干すのに毎日15~20分ほど時間がかかります。
洗濯物を干さない方法として、もし乾燥機がついている洗濯機であれば洗濯物を干さずに乾燥機を活用してみるのがいいのでしょうが、私の家にはありません。

乾燥機があるご家庭は、乾燥機を利用するのも一つの手だと思います。
電気代に関しても、電力会社などによっては夜中に電気代が安くなるプランもあります。夜に洗濯をして朝は洗濯物がふんわり乾いている状態にすると洗濯物を干す手間が省けますし、出来るだけコストを抑えて利用できると思います。それでも、多少電気代やガス代がかかるかもしれませんが、自分が落ち着ける時間をつくることができます。

乾燥機がないわが家で実際に行っているのは、洗濯物を畳まない方法です。
ハンガーを活用します。ハンガーに衣類を干し、乾いた後は畳まずハンガーのまましまってしまえばとても楽です。こうすることにより、肌着類はたたんでしまいますが、洋服のほとんどは畳まないでしまうことができます。

アイロンをかけない

シャツにアイロンをかける時、アイロン台を出して、アイロンをあたためたりとアイロンをかけるまでの準備も大変ですよね。こちらも衣類はハンガーにかけて管理することにした結果、意外とシワにならずに楽になりました。

ノンアイロンシャツや形状記憶しているシャツなども売っているので、そちらを購入するのも一つの手だと思います。
このような素材の服を選ぶようにすると服の手入れがとても楽になりました。

大掃除をやめる

毎年12月31日になると「大掃除をしなくては、、、!」という気持ちになり、億劫だったのですが、旦那さんの協力も得て、気づいたときにこまめに掃除をするようにしました。

もちろん、ササっと掃除ができるレベルで苦にならず、一気にやるよりも私はこまめに掃除をする方が性に合っていました。

布巾、雑巾をやめる

布巾や雑巾を使っては洗濯、漂白をして繰り返して使っているかたも多いのではないでしょうか。私もそうでしたが、これも手間になっていたのでやめました。

今では、衛生面に配慮したペーパータオルを利用することにしました。ドラッグストアでは多く取り扱われています。食卓を拭く時もアルコール除菌とペーパータオルで拭けば清潔です。掃除の時には不要になった布切れ等で掃除をして、1度の使い切りに変更しました。

シャンプー、石鹸をやめる

シャンプー、石鹸を『やめる』と言ってしまうと極端かもしれませんが使用する量、頻度を減らしてみましょう。

加齢とともに新陳代謝が低くなってきますし、老人ホームでも週2回の頻度でしかお風呂は入浴しません。お風呂の頻度が多いと、逆に乾燥肌などの肌トラブルになることもあります。

小皿料理をやめる

いままでおかずを人数分、小皿で小分けして食卓に並べていたのですが、皿数も増えると後の洗い物が大変だと気づき、ワンプレートごはんを週1~2回取り入れることにしました。

ワンプレート料理だからといってカレーにするわけではなく、大きいお皿にごはんとおかずをのせて、ワンプレートで提供するということです。
もちろん、カレーや親子丼のような日もありますが、ワンプレートにした結果、カフェ風のごはんにすることもできました。ごちそうさまの後の後片付けがとても楽になったのは、とても嬉しかったです。

親の介護状態によっては、ワンプレートで提供できないかたもいらっしゃると思います。そんなときは、自分の食事だけもワンプレートにするだけでも違うと思います。

もったいないをやめる

「もとを取ろう!」「せっかくだから」「いつか使うだろう」「もらわないと損」などつい思ってしまうことはありませんか?
こんな気持ちで買ったり、もらったりして使わないものが家に眠っていたりしないでしょうか。

たとえば、化粧品のサンプルなどもらうことがありますよね。
その際に「今度旅行の時に使おう」などと思って何個もサンプルを取っておいてしまいがちではないでしょうか。

化粧品などのサンプルは簡易的な梱包のため、通常の商品よりも劣化が早いです。
ですので、いただいたら早めに使い切ってしまいましょう。もし利用しないであれば、捨ててしまいましょう。整理や「いつのだっけ?」と考える時間を減らすことができます。

だらだらテレビ、スマホを見ることをやめる

なんとなくテレビをつけていたり、なんとなくスマホをみていたりすることは多くないですか?
用があるわけでもないのにスマホでネットニュースを見たり、見たい番組があるわけでもないのにテレビやスマホの見過ぎなんてことはないでしょうか?

ブルーライトの影響により、目や脳を疲れさせ、睡眠にも影響を与えるなど悪影響が起こりうる場合があるそうです。

とくに、夜寝る前にテレビやスマホをみていると自律神経の乱れを引き起こします。
それゆえ不眠症の原因にもなります。また、情報過多で敏感なかたは心労が絶えなくなる場合もあります。

なんとなくテレビやスマホを見ていると時間を無駄にしてしまうことも多いかたは睡眠の確保をし、疲れがとれた体で1日1日を迎えると良いと思います。私もだらだらテレビやスマホを見ることはやめました。

固定電話をやめる

今では個人で携帯電話を所有する時代になりました。
固定電話を使う機会も減っているのではないでしょうか。親戚などは固定電話の番号を知っているかもしれません。
ですが、今ではほとんど営業のための電話であったり、高齢者を狙った悪質な詐欺は固定電話にかけてくることも多くあります。
もしあまり必要性がないと感じていれば固定電話を解約してしまいましょう。

さいごに

いかがでしたか?9つの項目の内、自分でもできそうな項目はありましたか?

「これをやめてみようかな!」と思ったものがありましたら、ひとつだけでも取り入れると少しでも楽ができると思います。
また、このように、家事や家のことでやらなくてはいけないことや、何気なくおこなっていることで、実は、『やめる』という選択をしても問題ないような行いがあるのではないでしょうか?

この記事をきっかけに、工夫できることがあるのではないかと考えるきっかけになると嬉しいです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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