老人ホームを紹介してくれる紹介会社があることをご存じでしょうか?
老人ホームを探すときには、紹介会社を利用して老人ホームを選択するかたもいますが、自分でインターネットなどを駆使して自力で老人ホームを選択するかたもいます。
今回は、紹介会社を利用して老人ホームを探したいというかた向けに、記事を掲載したいと思います。
「老人ホームを紹介するプロの紹介会社に依頼をして、親が安心できる老人ホームへ入居させたい!」
というご家族のために、そもそも紹介会社とは何かをお伝えします。
例えも用いながら、出来る限り実情に即して掲載いたしますので、これから老人ホームを探す人はぜひご覧ください。
老人ホームを提案してくれる紹介会社とは
紹介会社とは、老人ホームを提案してくれる民間の会社です。
株式会社や、一般社団法人などの会社が運営しており、紹介会社と一言で言ってもそれぞれ個性があります。
紹介会社には、上記で記載した通り種類があります。
私は、3種類に分けることができると考えています。
- 対面型の老人ホームの紹介会社
- ネット型の老人ホームの紹介会社
- 対面型+ネット型の老人ホームの紹介会社
の3種類です。
対面型の老人ホームの紹介会社
実店舗あるいはクラウドオフィスなどを有し、直接依頼のあった家族や本人と会って面談を行い、老人ホームを紹介するという方法で運営している会社のことをいいます。
ネット型の老人ホームの紹介会社
老人ホームの月額利用料や入居金、人員体制などの情報、地域ごとや路線ごとに絞ってみることができる『老人ホーム一覧のまとめサイト』みたいなもので、老人ホームをインターネット上で紹介している紹介会社のことをいいます。
公式ページではないので、気になった施設があった場合は、実際に老人ホームを運営している運営会社の公式ページも確認することをおすすめします。
対面型+ネット型の老人ホームの紹介会社
こちらは、上記の
・対面型の老人ホームの紹介会社
・ネット型の老人ホームの紹介会社
の2つの紹介会社の機能を両方兼ねそろえている老人ホームの紹介会社のことを言います。
このように、紹介会社は、上記の3つの種類に絞ることができます。
老人ホームを提案する紹介会社の特徴
老人ホームには、
- 月額利用料が高い施設や安い施設
- 介護職員を手厚く配置している施設
- リハビリに特化している施設
などのように、老人ホームにはそれぞれ特徴があります。
同じように紹介会社にもそれぞれ特徴があります。
たとえば、
- 介護業界を経験しない職員が老人ホームを紹介している紹介会社
- 高齢者向け住まい紹介事業者届出をしている紹介会社
- 不動産屋がはじめた不動産に強い紹介会社
- 高級な施設のみを提案する紹介会社
- 葬儀業者や遺産整理業者がはじめた紹介会社
などの各々の特徴を生かして、老人ホームを紹介している紹介会社があります。
ちなみに、西東京市に事務所を構えている
『地域介護相談センター 近所のよしみ』では、
- 介護や福祉や医療業界での経験が3年以上のスタッフ
- 全てのお客様の案件を福祉や介護の国家資格取得者が監修
- 社会福祉士や介護福祉士といった国家資格の有資格者が9割以上
という介護業界に精通したプロが、入居するご本人やそのご家族に直接会って、入居するかたの状態などに合わせた老人ホームを提案するというのが特徴です。
このように、紹介会社によって特徴はさまざまですので、親や家族の希望に合わせて紹介会社を選び、老人ホームを選択していくと良いでしょう。
介護業界に精通していて、介護施設や老人ホームの実情を経験し、知識が豊富な人に老人ホームの紹介をしてほしい場合は、専門性を持ち合わせた『地域介護相談センター 近所のよしみ』にぜひご相談ください。
自宅の物件を売却しようと考えている場合は、不動産に強い紹介会社に頼むということになるでしょう。
ただ、人によっては、不動産は不動産屋に相談し、老人ホームの紹介はプロの老人ホームの紹介会社に頼むという人もいらっしゃると思います。
このように、分けて考えるのも一つの方法かもしれませんね。
老人ホームを提案する紹介会社の収入源とは
紹介会社の収入源は、いくつかございます。
たとえば、
- 老人ホームを探している本人や家族から相談料などの名目を徴収する費用
- 老人ホームを紹介し、入居が成立した際に老人ホームが紹介会社に支払う費用
- 老人ホームを冊子や広告などでアピールすることで、老人ホームから広告費などの名目で徴収する費用
- セミナーなどをおこない、セミナー主催側やセミナー参加者から徴収する費用
などがございます。
このなかで、多くの紹介会社が収入源としているのは、
老人ホームを紹介し、入居が成立した際に老人ホームが紹介会社に支払う費用
になります。
紹介会社の業界では、こちらの費用を『紹介料』あるいは『紹介手数料』と呼んでいます。
この紹介料は、施設や運営会社によって金額がざまざまです。
入居金や月額利用料などが高い高級な老人ホームは、紹介料が高い傾向はありますが、絶対ではありません。
もちろん、逆もしかりです。
老人ホームの運営は、どれだけ満床を維持し続けられるかで利益が保たれるかがほぼ決まるといっても過言ではありません。
ですから、どの老人ホームでも満床を維持するために必死なのです。
赤字が続くと、もちろん倒産ということになり、老人ホームは閉鎖して老人ホームに入居している入居者に迷惑をかけることに繋がります。必死になるのも当然です。
老人ホームを運営している会社では、運営している老人ホームで、空室が目立つ老人ホームのみ、紹介料を高めに設定することもあります。
一時的に空室が目立つため、紹介料を高めに設定するなどの工夫をすることがあります。
このように、なにかしらの理由により紹介料を一時UP(アップ)させる工夫を老人ホームの運営会社がおこなうことを『キャンペーン』と呼んでいます。
大抵の紹介会社は、『紹介料』と『キャンペーンによる紹介料』を得ることで、その対価を収入源として運営しています。
老人ホームを冊子や広告などでアピールすることで、老人ホームから徴収する費用
老人ホームから広告費なども徴収し、病院の待合室や市役所や居宅介護支援事業所などに冊子形式で老人ホームを紹介し、広告費の高い順に大きく掲載するなどの新聞広告に近い手法をとる紹介会社もあります。
その冊子を見て家族が紹介会社に連絡をし、入居が確定したとしましょう。
そのたびに、紹介料も老人ホームの運営会社へ請求する会社もございます。
ほかの方法としては、自社のホームページで紹介するケースです。
老人ホームの紹介サイトを立ち上げて、広告費を徴収するパターンもあれば、老人ホームの紹介サイトに載せるのは無料にして、そのサイトから流入したお客様が老人ホームに入居した場合に運営会社へ紹介料を請求する手法をとっている紹介会社もあります。
このように、インターネットで自力で老人ホームを選ぶかたも、実は知らず知らずのうちに、老人ホームの紹介サイトを利用している場合もあります。
そのため自力で探したと思っていても、実は紹介会社を利用している場合もあります。
もし、老人ホームのまとめサイトのようなもので、気に入った老人ホームを見つけた場合は、老人ホームを運営している会社が掲載している公式のホームページも参照することをおすすめします。
公式ページにしかない内容もあるかもしれませんし、写真が多く掲載してあることもあるので、気になった老人ホームのイメージをしやすくなると思います。
老人ホームを探している本人や家族などの相談者から徴収する費用
紹介会社のかたと実際に会って相談するタイプの紹介会社が徴収することが多いです。
名目としては、老人ホームを検討しているかたから『相談料』を徴収するということです。
ほかにも、見学に同行した際に徴収する『見学同行費』などを家族から徴収している紹介会社もあるそうです。
このように、紹介会社と言っても、本人や家族から費用を徴収することもあれば、老人ホームの運営会社から費用を徴収することもあり、会社ごとでもどの費用を徴収するのか異なります。また、運営手法にも違いがあります。
紹介会社は何をしてくれるの?
老人ホームを紹介する紹介会社の機能としては、こちらも各紹介会社で違いがあります。
- 老人ホームの紹介
- 老人ホームの見学の日程調整
- 老人ホームの見学同行
- 老人ホームの入居の調整
- 老人ホームの必要書類の作成調整
- 各セクションとの連絡調整
- 入居時の契約読み合わせの同席
- 入居当日の調整連絡
- 入居後の老人ホームとの行き違いの解消による調整
このように、いろいろなことを担っている老人ホームの紹介会社もありますし、上記の内一部しかおこなわない紹介会社もございます。
ですから、一生のお付き合いをしたいのであれば、『地域介護相談センター 近所のよしみ』のように親身になってくれる紹介会社を選ぶべきです。
一度きりのお付き合いで良い場合は、老人ホームの紹介だけしてくれる紹介会社を選ぶようにすると、自分に合った紹介会社を選ぶことができます。
紹介会社に依頼すると費用をとられる?!
紹介会社を利用したり、相談をすると費用をとられてしまうのではないかと心配になるかと思いますが、相談料は無料でおこなっている紹介会社もありますから、あまりお金をかけたくない場合は、相談料無料と謳っている紹介会社に相談してみると良いです。
『地域介護相談センター 近所のよしみ』では、相談料の費用は頂いておりません。
弊社はリモート相談もしておりますが、9割以上が実際にお会いしての相談を受けることが多いので、ご自宅に伺うか事務所にて相談を受けることも多いです。
老人ホームの選択は一生のことだと考えているので、可能であればご自宅で入居検討者の親の状態を確認し、家族の話と担当ケアマネージャーなどの話を聞き、親の状態にあった老人ホームを紹介するように心がけています。
このように、相談時に費用がかかる紹介会社もありますから、紹介会社のホームページを確認したり、問い合わせをし、確認してから相談することをおすすめします。
さいごに
西東京市に事務所がある『地域介護相談センター 近所のよしみ』では9割が福祉・介護現場で3年以上の勤務経験がある相談員で構成されています。
また、介護や福祉分野での何らかの国家資格の有資格者ですから、老人ホームの施設提案も安心して任せることができます。
いま利用している紹介会社に疑問を持ったり、後悔しない老人ホーム選びや失敗しない老人ホーム選びをご希望のかたは、弊社のプロフェッショナルから施設提案を受けてみませんか?
ご拝読いただきありがとうございました。